とある精神障害者の日記

鬱病と発達障害持ちの日記

不思議なこと

母校(大学)の先生にアイヌのことをやってる方がいる

在学中は知らなかったんだけど、アイヌ関連のイベントを大学でやってるのを知ってからの知り合い

仕事の休み時間にふとその先生に数年ぶりに電話したくなった

電話したら、先生コロナ騒ぎの隙を縫ってウポポイ(国が白老に建てたアイヌに関する初めての国立博物館)を見に行ったそうで、すごかったと言ってた

Twitterで専門家の人たちにはボロクソに言われてたけど、実物はそこそこの出来になったのかな?と思った(多分私が行っても立派だと思うんだろうな)

そこで買ってきたのか、あげられる図録があるから今度あげるよ!と先生

しかも明日(今日)先生がうちの市、それも職場の近くに来る用事があって、私の仕事が終わるくらいに先生の用事も終わるらしい

なので、明日その図録を貰えることになった

 

アイヌの神様や精霊かアッラーに余程愛されてるのか、なんだこの巡り合わせは!

本当に何年ぶりか、完全に気まぐれで電話してみようと思ったのは何故なんだ!

 

ゴールデンカムイなんか始まるずっと前、10年以上前からアイヌ文化に興味持って、色々集めて勉強して北海道にも行って沙流川で乗った船がひっくり返って水飲んだり、貸し切りだと知らずに転がり込んだ東京のアイヌ料理屋さんで集まりに混ぜて貰ってご馳走を分けて貰ったりその場でカムイユカラ(歌の一種)出来るよと言ったら歌わされたりしてきて、お陰でいろんなものや文献(新しいのが出たから廃版になってた本を本屋さんで注文したら問屋に残ってる最後の一冊だったりとかもあった)を沢山手に入れてきたけど、今回も急な縁でアイヌの文献が手に入ることになった

不思議なこともあるものだわ、お陰で自傷したい気持ちも今夜は引っ込んでる

 

ゴールデンカムイなんか、なんて書いたけど別に悪印象を持ってはなくて、単に一時漫画揃えて読むことに疲れて単行本14巻くらいまで買って読んでたのに売り払っちゃったけど、嫌いじゃないし面白かったし監修は大御所だしよく調べられて描かれてるしむしろ好きだよ、架空のアイヌの話だから興味を失ったらしくて読むのやめただけで

アニメ始まった時に見てたら知り合いから「あの考証合ってるの」って質問が飛んできたなそういえば

私程度の知識でも多少ツッコむところがなくはないけど、それは私が他に作品として描かれたアイヌを見てこなかったからかもしれない

手塚治虫アイヌ題材に描いた漫画の主人公の名前が「コタン」つまり「村」なのは知ってる、それはねえだろなネーミング

あと最近まとめて見たアニメのシャーマンキングのホロホロ、アイヌのじいちゃんがベタ褒めしてたけど原作だともっとちゃんとアイヌの感じ出てるのかなあ?アニメだとよく分からなかった

松潤の「永遠のニシパ」はアイヌの描き方以前にドラマとして半端だった、それに肝心のニシパの意味がそもそも間違ってた

話を戻すと、今あらゆるアイヌ関連のものに「ゴールデンカムイの」って付くのはちょっと鼻についてるのは否定しない

アイヌ語千歳方言辞典の新版何年待たせるんだよ中川先生(ゴールデンカムイアイヌ語監修)!世の中にアイヌのことを広めるいい機会と作品なのは分かるけど!!